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-News-公演情報やインフォメーション

7月 3, 2012

ひろさきにっき ②

さてさて、ひろさきにっきつづきです。

バリの子どもたちは弘前市長訪問後、盛大な歓迎会が「大和屋」さんで行われました。

バリの子どもたちにとっては、初めての和食。

バリでもお米が主食ですが、お造りや山菜など、見たことない食事に戸惑い気味。

でも、太っている子はもりもり食べていました。

 

 

 

 

 

【3日目】

さて、本日は弘前市民会館でリハーサルです。

曲目はスリシール、バリス、プスパンジャリ、ギラッ、トペン・トゥア。

ウロツテで使っている楽器は鍵盤が10枚の普通のゴンクビャールではなくて、12枚のスマランダノという楽器。子どもたちが間違わないように、叩かない鍵盤にシールを貼りました。ゴングもウロツテがいつもお世話になっている三上先生から拝借し、準備万端!切れそうになっていたジュブラグの紐もあたらしく張り直したので、安心して叩けます。

まじめに何度もリハーサルを繰り返している日本人の団体に比べて、このバリ人グループのリハの緩さといったら。笑。でも、大丈夫。バリ人は本番に強いから。

本番当日は忙しいので、他の団体のリハーサルも見学。

特に男の子たちは、和太鼓のリハーサルに釘付けでした。バリのブレガンジュールによく似た楽器も登場して、すごーく楽しそうでした。

 

 

 

 

 

リハーサルも終わり、外でのんびりしていたら、浴衣姿のかわいい女の子たちが沢山やってきた!!!バリ人の男の子たちは、大盛り上がり。このツアー中、一番の盛り上がりでした。

お気に入りの子を見つけては、声をかけ、携帯で一緒に写真をとっていました。もう、立派な小さなおっさん。

中 にはかわいい子の住所まで聞く子もいました。当然、言語の壁があるので、私が通訳に回ったのですが、浴衣姿の女の子にまじめに質問されました。「あのー、 すいません。。住所教えるのはいいけど、手紙送られて来ても内容わからないし、返事が日本語になっちゃうんだけど、大丈夫ですか。。?」

ごもっともです。そうだよね。でもね、いいんです。雰囲気で。つきあってくれて、ありがとう!

 

 

 

 

 

かわいい浴衣姿の女の子が過ぎ去った後は、みんな買い物に行きたくて仕方ありません。どこか連れてって〜とみんなに囲まれましたが、弘前市民会館のある弘前城の敷地からは出ては行けないと、注意されています。

本当はいろいろ連れて行ってあげたいけど、大人の事情がありますので、ここは弘前城見学。オームコヤノのポケットマネーでみんなを弘前城へ案内しました。

途中、お堀の鯉を見つけてはワイワイ、カラスが「カー、カー」と鳴けば、「koman, koman」と聞こえるらしくkomanをからかいながら、ずっとカラスの鳴き声の真似をしていました。顔はめパネルを見つけてはワイワイ。(顔の色が同化している。)水飲み場を見つけては、蛇口を最大に開けて噴水、水かけっこでキャッキャしています。

望遠鏡を見つけてはオームコヤノにおねだり、100円を徴収して1回1分半という制約があるなか、我れ先にと群がっていました。1分半しかないのに、望遠鏡の目の前に仁王立ちして邪魔してみたり、完全に修学旅行の引率の先生気分です。

 

 

 

 

 

 

 

 

弘前城見学も終わり、りんごシャーベットアイスを食べながらホールに戻ると外で、韓国伝統楽器チャンゴの練習をしてる!

やってみたーい!と楽器に群がる子どもたち。

さすがバリ人です。

すぐにリズムを覚えてなんなく叩けるようになりました。ちゃんとチャンゴのリズムを叩く子もいれば、バリスのクンダンを叩く子もいたり。楽器があれば、なんでも楽しく叩ける。日本人の子どもだったら、恥ずかしがってなかなか手にとるまでに時間がかかっちゃうけど、それに比べると、バリはそれだけ音楽が生活の中に根付いているってことなのかもしれないね。

 

つづく

 


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