ガムラン出張ワークショップ週間④ @宮城工業高校
【2/15】
4日目!
早くもウロツテ出張ワークショップも最終日となりました。
今日はインテリア科2コマと、化学機械化2コマの計4コマの授業です。
どんな出会いが待っているのでしょうか??
さて、午前中はインテリア科の授業です。
工業高校では珍しく、女子が圧倒的に多いクラス!
なんだか新鮮です!
最初のデモンストレーションで、トペン・トゥアが登場したときも、男子とは違う反応が返ってきてとても面白かった!
続くガムランのワークショップの後に、ケチャのワークショップです。
みんな真面目にケチャの説明を受けています。
女子だからか、ケチャもガムランもさらっと簡単にこなしてしまいました!さすが!!
ケチャのワークショップの後は影絵のデモンストレーション。
バリ島が何故「芸能の島」と呼ばれるのか、何故「バリ」という名前になったのか、そのいきさつを影絵で上演しました。
影絵の裏舞台はこんな感じです。
その後、少し時間があったので、踊りのワークショップも急遽追加!
アグムと呼ばれる腰を落とした基本姿勢は慣れるまで時間がかかりますが、みんな一生懸命です!
最後はインテリア科の子達と一緒に記念撮影!
続きまして、午後は化学機械科の授業です。
一番元気なクラスと丹野先生から聞いていましたが、本当にその通り!
トペン・トゥアのデモンストレーションでも、良い反応を見せてくれました。
ガムランのワークショップに入る前に、授業の成果を拝見。
続いてウロツテメンバーが中に入って、男性舞踊曲「バリス」の細かい修正を入れていきます。
みんな基本ができているから、覚えるのもはやい!
最後は踊りと一緒に合奏です。手元を見ないで踊りの合図を確認しながら叩きました。
2コマ目はケチャのワークショップです。
今回は女子が3人いたので、女子チームはケチャのは入らず、歌を歌ってもらいました。
そして、何故かこのクラスでもハマちゃんは大人気でした。
ケチャの後は影絵のワークショップ。賑やかなクラスでしたが、みんな真剣に影絵上演に聞き入っていました。
その後、影絵のレクチャー。バリで影絵がどのように行われているのか、説明をしました。
最後はみんなで集合写真。
何故か小谷野氏はサインを求められていました。
4日間に続くワークショップもこれにて終了です。
今年も、才能ある若者達に出会えてとても楽しかったです。
音楽の授業は1年生だけのようですが、この短いワークショップが何らかの形で彼らの中に残ることを祈るばかり。
ガムランという楽器は、格式高いクラシック音楽とは異なり、村の音楽。
色々な個性の村人が集まりながら、夫々の個性を出しながら創り上げる音楽です。
ひとりひとりの技術は決してうまいとは言えなくても、みんなでお互いの音を聞き合いながら一つのものを創り上げていくという姿勢は、社会にでてからも絶対必要になってくる要素。
このワークショップが少しでも彼らの役にたてばいいな〜。
丹野先生をはじめ、宮城工業高校の皆さん、ありがとうございました!
来年も、是非よろしくお願いいたします!
☆おまけ
「クンダンは本来こうなんだ!」と正座して居残り。