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-News-公演情報やインフォメーション

9月 29, 2012

ワヤンベベルツアー 3日目

【3日目】

今日は早朝から公演2本立てです。

午前中は石巻市、午後は津波の被害が酷かった女川町での公演。

 
 
 
ワヤンベベルツアー第一回目の公演は、石巻市立大原小学校。

校庭のすぐ先には、海が広がる自然いっぱいの場所ですが、津波の被害を多く受けた所でもあります。

生徒の中には、震災で両親を失った子もいるとのこと。

全校生徒27人という小さなですが、震災の苦しみを乗り越えて、みんなのびのびと元気いっぱいです。
 
 

1部は絵巻ワヤンベベルを上級生向けに披露。

スタソマのお話は少し子どもたちには難しかったかもしれませんが、みんな真剣な眼差しでベベルを見つめているのが印象的でした。
 
 
 

2部はケチャのワークショップ。

最初はみんなチャチャチャという、観たこと、聞いたことのない音楽に戸惑い気味でしたが、みんなで手振りを真似して大盛り上がりです。
 
 
 

演奏が終わった後は、やっぱり気になるガムラン。

「叩いていいよー」と言うと、わさーっと子どもたちが集まってきました。
 
 
 

少しでも、インドネシアの文化に触れられて、楽しかったかな?
 
 
 
 
 
午後は女川町市域福祉センターへ。

老人介護ホームの入居者を対象にガムラン演奏と舞踊を披露。
 

ダユのマントリ(王子)の踊りでは、「きれいね〜」と感嘆の声があがっていました。
 
 
公演後、福祉センターの横にあるカフェで東日本大震災の写真集をみる。

津波や震災の体験を子どもの目線からそのまま映し出した本「まげねっちゃ」は、今回東北ツアーでお世話になっている國井さんが携わった本です。素晴らしい本ですので、是非機会があればご一読を!
 
 
 

バリ人たちも、こんな高いところまで津波がくるなんて、とかつては住宅地だった更地をみて信じられない様子でした。
 
 

震災1年半が過ぎて、多くの方が日常を取り戻し、以前と同じような暮らしをしています。

しかし、実際は未だに仮設住宅から出られない方も多く、被災した東北のなかでも、沿岸部と都市部で格差が生まれているようです。

私たちはガムランを通して、一人でも多くの方を笑顔にすることが、被災地応援に繋がると信じています。

東北ツアー始まったばかり!
がんばっぺ!東北!


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